コベルコ建機
コベルコ建機
大垣事業所 大垣製造室 製缶班
班長
高井 裕介
平準化生産と多様性を活かせ「ワークスタイル変革」への道のり
~ニコニコ休暇と特別な時間をありがとう~
コベルコ建機では、国内外を含め、9拠点で油圧ショベルとクレーンの生産を行っている。
働き方改革が取り沙汰される中、会社方針として業務改革の取り組みが始まり、その一つとしてワークスタイル変革活動がスタートした。
残業時間の抑制、休暇取得の推進、業務の見直しが求められ、監督者として、自職場の現状をもう一度見直す事となった。
日々設定された生産台数達成に向け、人も設備も高負荷が続き、休暇を好きな時に取得出来る環境ではなかった。
また、ダイバーシティの推進が事業所方針であり、女性でも働きやすい職場にする必要があった。
改善策を模索する中、日々行う改善は、生産性を向上させる事を目的に改善活動を行っており休暇を取得出来るようにする為や女性目線での改善を行っていない事に気づかされる。
早速、現状を確認し改善の攻めどころを明確にする。
分析の中で、多能工化が進められていなく、欠勤者が出た際のフォローができないなど問題が浮き彫りになった。
負荷平準化、生産体制の変更等、改善を進めていったことで結果、労働生産性も上がり出来高UPに繋げることができた。
更に女性目線での改善を工場全体として取り組むことができ、働きやすい環境が整った。
なにより計画的に休暇を取得する事が出来る様になり、作業者のモチベーションも向上。
休みにくい雰囲気も解消され、コミュニケーションも活発になった。
アフター5の充実、家族、恋人、友人、趣味へ時間を費やす事が出来る様になった。
笑顔がなく暗い職場が、笑顔の絶えない明るい職場へと変化した。
製作(協力):ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング